缶コーヒーと父親
ホメセミナーセミナー歴15年になる生徒さんからいただいたお話です。とても興味深い内容です。
わたしは「缶コーヒー」を時々飲んでいました。
コーヒーが好きな私にとって、「缶コーヒー」は決しておいしい飲み物ではなく、むしろ、嫌い。砂糖が大量に含まれている飲み物で、体にもよくないと知っており、「なぜ飲んでいるのか」と聞かれたときに、それまであまり考えたことがなかったのですが、「父にすすめられたから」と思い当たりました。
父は3年前に癌で亡くなっています。ものごころついてから、家にあまりいなかった父親には、一緒にいて楽しかったという記憶はありません。父が癌になってから、はじめてかかわったというぐらい、父とはあまり会話もなかったのです。そんな関係の薄い父親に気に入られようとして、亡くなって3年もたっているのに、いまだに「缶コーヒー」を飲んでいたのです。
何気なくしていることで、よく考えると「なぜこんなことを」ということがあります。
今回は田村さんが気付いて、質問してくれたことで発覚しました。
自分がここまで父親に好かれたかった、ということにとても驚きました。
父親に愛情をもらえなかった、と思う気持ちがまっとうされておらず、「口下手なだけで、いい人だった」父に認めてもらいたくて、嫌いな「缶コーヒー」を飲んでいた。本当はさみしい思いをしていたのに、家族を顧みなかった父を「いい人」と思いこんで、その父にまだ執着していたのです。
いまだ子供の精神状態。今の家族やまわりの人に無意識で迷惑をかけ、子供である自分をアピールしてきたことの理由の一角を知らされました。
さて、この缶コーヒーの会話は私がレメディのMag-sulphを取った後におこりました。
今まで長年お付き合いさせていただいていた中で、初めて缶コーヒーのことが話題になったのです。
マグネシウムのキーワードは
「孤児」「孤独」「居場所がない」
このように、レメディを取ると、何かそのテーマ、課題に沿ったできごとが起こります。
「わかりやすく」「気がつく」ような流れになるのです。
たかが、缶コーヒー、と侮るなかれ。
ホメオパシーでは、今現れている行動、言葉からすべてをよみといていきます。
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